今回はこんな疑問に答えます。
いきなりですが、スニーカーに防水スプレーは必須です。
詳しくは過去記事をご覧ください。
【汚れ対策にも】スニーカーに防水スプレーは必要?3年使用してきた筆者が効果とオススメ解説
でも種類がいくつもあってなにを選べば良いかわからない方もいるかと思います。
クレップは防水スプレー界では有名だけど実際どうなの?
ということで5足分クレップを使用した僕が徹底解説します。
- クレップとは
- クレップの防水性能
- クレップの使用方法
- クレップ使用の注意点
それでは解説していきます!
クレップとは
こんな方のためにざっくりと紹介しておきます。
クレップ(Crep Protect)とは、英国発祥の世界最大のプレミアムスニーカーケアブランド。
防水スプレー以外にもクリーナーであったり消臭剤だったり、スニーカーケア関連の大手メーカーという印象です。
液体をはじいて汚れを防ぐという性能が素晴らしく、世界中の有名なスニーカーショップやコレクターなどから絶大な支持を受けています。
そんな全世界のスニーカーマニアからお墨付きをもらっている最強の防水スプレーが日本に上陸。
僕も最初はどれでも同じだろと思っていた側の人間でしたが、YouTubeにアップされていたCrepの動画を見て考えがひっくり返りました。
百聞は一見にしかずということでとりあえずその動画をご覧ください。
ね?やばいでしょ?
普通ケチャップなんかスニーカーにかかったらもう完全にアウトですが、何事もなかったかのようにスルスルと落ちていってます。
でも実際使うにあたって気になることがあります。
- 持続期間は?
- 使える素材は?
- 使えない素材は?
細かく解説します。
クレップの持続期間
公式サイトの情報を見てみますと、しっかり手順通りにやればこのくらいは持つようです。
約1ヶ月が目安といったところですかね。
1ヶ月履けば多少汚れも出てくるのでスニーカーをクリーニングしてクレップをかけるという流れでいいんじゃないかと。
ちなみに僕は毎日は履かずお気に入りの靴を何種類かでローテーションしてるので月1ではやっていません。笑
汚れてきてシュークリーナーを使うタイミングで一緒にやっています。(おすすめのシュークリーナーについてはこちら)
使える素材
- スエード
- ヌバック
- キャンバス
- メッシュ
上記の通り大体のスニーカーには使えるようになってますね。
公式のブログにはPrimeknit(プライムニット)もカバーできるとあったのでYeezy Boost350にも使用可能。
他にもキャンバス系ならVANSなどもOK。
使えない素材
- 爬虫類系の革靴
- ガラス系
- エナメル
- ポリウレタン及びビニールコーティング加工の繊維や革製品
間違いなくエナメル系はアウトです。
ただ気になるのが[ポリウレタン及びビニールコーティング加工の繊維や革製品]というところ。
ジョーダン系のものはほぼ革ですからねえ、、
ただ公式サイトを見る感じだと革製品も使えるとの記載はあります。
実際僕も気にせずtravis AJ1に使っています。笑
普通に撥水しますし、過去に灰皿の水がかかった時も助けられているので特に問題ないのではと思います。
が!! やるときはあくまでも自己責任でお願いします。
では次は気になる防水性能について解説します。
クレップの防水性能
冒頭の動画でもお分かりいただけたかと思いますが、間違いなく最強の防水力。
普通ケチャップなんかかかったら一発アウトですが、それを無かったことにできてしまうほどの威力をお持ちです。
公式サイトには、ほぼ全ての液体から守ることができるとのこと。
特殊な成分で作り出された保護層によって、液体は透過せずに上で浮くため濡れない、汚れないということですね。
普段生活していてスニーカーに襲いくる水分は雨以外にもたくさん。
- ジュース
- ラーメンのスープ
- コーヒー
他にもたくさん靴にとってはやばい物があるわけですが、それを全てバリアできるというんですからなんとも心強い!
もうあのやらかした感を味わうこともなくなると考えただけでかなりのメリット。
ちなみに液体は透過しないと聞くと密封しているようなイメージを持ちますが、靴自体の通気性は損なわれません。
防水性は完璧な上に通気性は保つという最強性能を持つクレップですが、100%性能を引き出すにはきちんと手順があります。
そんな難しいことではありませんが、ポイントを踏まえて次の項目で解説します。
クレップの使用方法
クレップの使用手順は下記の通り。
- スニーカーの汚れを落とす
- 缶を振る
- 20cm離して全体にスプレーする
- 太陽に当てて10分放置
- もう一回全体にスプレー
- 太陽に当てて10分放置
- 完成
流れとしてはこんな感じです。
ここで絶対に押さえておきたいポイントがあるので覚えておいてください。
- 缶をめちゃくちゃ振る
- 20cm離してスプレーする
- 2回塗りが重要
- 直射日光下で乾燥
この4つを意識して吹きかけてください。
詳細の解説は次の注意点で解説します。
クレップ使用の注意点
1つ前の項目でのポイントとかぶりますが、クレップを使うにあたっての注意点があります。
- 缶をめちゃくちゃ振る
- 20cm離してスプレー
- 2回塗りが重要
- 晴れた日にやる
- 革製品は白くなる可能性あり
細かく解説していきます。
缶をめちゃくちゃ振る
中の液をよく混ぜないと、本来の性能が出せなくなってしまいます。
それを防ぐためにめちゃくちゃ振ってください。
それに加えて、細かい霧状にして噴射した方が満遍なく吹きかけることができるので、めちゃくちゃ振ってからスプレーしてください。
20cm離してスプレー
近すぎると液が1箇所にかかりすぎたりその部分だけ厚塗りになってしまいます。
全体的に均一に塗ることが大切ですので、少し離したところからスプレーしてください。
2回塗りが重要
クレップ公式にも書いてあるとおり、2回塗りがベストです。
1回だと層が薄くなってしまい、保護力が落ちてしまうのでケチらずに2回塗りましょう。
晴れた日にやる
直射日光に当てて10分乾燥させる必要があります。
公式には室内で10分でもOKとは書いてありますがお勧めしません。
スプレーの中身の溶剤臭がかなりきついので、部屋が臭くなってしまいます。
スプレーの吹きかけと乾燥は晴れた日の外で行いましょう。
革製品は白くなる可能性あり
革=ジョーダン1やエアフォースなどの革製スニーカーは白くなってしまうことが。
公式では革への使用も可としており、公式instagramでもAJ1にクレップを使っています。
しかし、使った人の口コミでも『白くなってしまった』というのがあります。
公式サイトに書いてありましたが革製品は吸収率が悪く、クレップの液体が表面で結晶化してしまって白くなってしまうことがあるそうです。
落とし方を公式サイトが説明していたのでそれもご紹介しておきます。
- もう一度クレップを吹きかけることにより白い物が液状に戻ります。
- 液状に戻ったらマイクロファイバーで拭き取ります。
一応これで落ちるそうです。
あと、製造された国によっても白くなるかならないかが変わります。
- 日本製 → 白くならない
- ドイツ製 → 白くなる
中身の成分が変わったのかはわかりませんが、現在生産されているドイツ製のものだと白くなってしまうようです。
なんにせよ白くなってしまっても落ちるものなので、そんなに焦らなくてもOK。
やっぱりクレップは最強の防水スプレーだった。使い方と気をつけるべきポイントを解説:まとめ
いろいろとクレップについて解説してきました。
まとめということでざっと要点をまとめます。
- スエード
- ヌバック
- キャンバス
- メッシュ
- 爬虫類系の革靴
- ガラス系
- エナメル
- ポリウレタン及びビニールコーティング加工の繊維や革製品
- 缶をめちゃくちゃ振る
- 20cm離してスプレー
- 2回塗りが重要
- 晴れた日にやる
- 革製品は白くなる可能性あり
以上になります。
お気に入りのスニーカーを守るためにクレップは必須です。
是非お手持ちのスニーカーに使ってみてください。
雨の日などに効果を目の当たりにしたら感動しますよ!!
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